建築や機械だけじゃない!広がるCADの需要

CADといえば「家を建てる」「車を設計する」というイメージが強いですが、実は私たちの想像を超えた意外な業界でも、CADスキルを持つ人材の需要が急増しています。その具体的な2つの事例を紹介します。

① 福祉・介護業界における義肢・装具・車椅子の設計

事故や病気で手足を失った方のための「義手・義足(義肢)」や、身体をサポートする「コルセット(装具)」、そして「オーダーメイドの車椅子」の製造現場でCADがフル活用されています。

  • 具体的な使用場面:患者さんの身体を3Dスキャンしたデータをもとに、一人ひとりの骨格や体型に100%フィットする曲面を3DのCADでモデリングし、ミリ単位で微調整を行います。医療とモノづくりが融合した、非常に社会貢献度の高い仕事です。

② 物流・倉庫業界における効率的な倉庫内レイアウト

ネット通販の拡大に伴い、全国に巨大な物流倉庫が次々と建てられています。この倉庫の内部を効率化するためにCADが不可欠です。

  • 具体的な使用場面:膨大な商品を保管する棚の配置、自動搬送ロボットが通るルート、荷物の積み込みエリアの配置などをCAD上でシミュレーションします。図面1枚で倉庫の作業効率が何倍も変わるため、物流業界でCADが使える人材は重宝されています。

CADスキルは「一生モノの武器」になる

このように、CADの操作スキルは一度身につければ、業界の枠を超えてどこでも通用する「一生モノの武器」になります。